Googleアナリティクスとは?
Googleアナリティクスとは、Googleが提供するアクセス解析ツールです。
基本無料で使えます。後に説明するように有料版もあるのですが、基本的には無料版でOKです。
Googleアナリティクスでは、登録したサイトのユーザーの行動に関するデータがわかります。
例えば、
「サイトの訪問者数はどれくらいか」
「訪問者はどこから来たのか」
「使われたデバイスはスマホかパソコンか」
などのデータを計測することができます。
なお、データ計測のためにはトラッキングコードと呼ばれるJavaScriptのコードをページに組み込みます。
ユーザーがページにアクセスするとこのコードが実行されてGoogleのサーバーにデータが蓄積され、それをGoogleアナリティクスで計測しています。
上記のデータをチェックすることで、自分のサイトの良い点や悪い点が見えてきます。
たとえば、「スマホユーザーが多いからスマホ専用サイトを作ろう」など施策を考えることができます。
また、施策の効果を確認することもできます。
たとえば、「Facebook広告を打ったがそこからの訪問はどれくらい増えたのか」といったデータをGoogleアナリティクスでチェックできます。
Googleアナリティクスの導入方法|らくらく3ステップ
次に導入方法を簡単にご説明します。導入のステップは主に3つです。
1) Googleアカウントを作成
まずは、Googleアナリティクスに登録するGoogleアカウントを作成しましょう。
といっても、みなさまの中にも普段からGmailなどGoogleの別サービスを利用していて、新たに作成する必要がない方も多いかもしれません。
2) Googleアナリティクスアカウントを作成
次にGoogleアナリティクスアカウントを作成します。ここでは分析したいサイトのURLなどを入力し、トラッキングコードと呼ばれるタグを取得します。
このトラッキングコードをページのHTMLに設置し、それが読み込まれることで、Googleアナリティクスでデータを計測できるようになります。
3) トラッキングコードを設置
最後に、先ほど取得したトラッキングコードを全てのページに設置します。
Googleアナリティクスの導入手順は以上の3ステップで完了です。
ここでは「Googleアナリティクスは簡単に導入できる」ということを押さえていただければバッチリです!
なお、具体的な操作やトラッキングコードの設置の方法などは、こちらの記事で詳しく説明しております。
導入の際にはあわせて参照してみてください。
Googleアナリティクスの使い方 | 必須の4機能
導入が完了したら、実際にGoogleアナリティクスを使ってみましょう。
Googleアナリティクスは項目が多くて一見複雑そうですが、実はチェックするべき機能はたったの4つです。
以下では、「ユーザー」「集客」「行動」「コンバージョン」という基本的な機能について概要を説明していきます。
また、以下記事でもGoogleアナリティクスの見方についてわかりやすく解説されていますので、あわせて参照してみてください。
1) 「ユーザー」メニュー
まずは「ユーザー」です。
このメニューでは、サイトの訪問数(セッション数)やページビュー数、使用しているデバイスなど、ユーザーに関する幅広いデータを見ることができます。
まずは「概要」をクリックしてみてください。
アクセス解析において、まずはこの「概要」ページでサイト全体の訪問者数を確認することがはじめの一歩となります。
その後ページ毎の分析の際にも、サイト全体の平均と比べてどうなのか、という視点が大事です。
アクセス解析において最もお世話になるのがこの「概要」メニューと言っても差し支えないでしょう。
次に、「モバイル」>「概要」をクリックしてみてましょう。
ここではユーザーの使用しているデバイス(パソコン・スマホ)が何なのかがわかります。
この項目をきちんとチェックすることで、施策の優先度を見極めることができます。
たとえばスマホユーザーが多いので、スマホ用サイトを優先的に改善するなどの意思決定ができます。
2) 「集客」メニュー
「集客」メニューでは、ユーザーサイトにどこから訪れたかがわかります。
具体的には、「Google検索で流入した」「Facebook広告から流入した」などがわかります。
「集客」>「すべてのトラフィック」>「チャネル」を確認してみましょう。
「集客」チャネルでは以下のデータを確認することができます。
Organic Search | Google、Yahooなどで検索してサイトに流入した訪問 |
---|---|
Paid Search | 検索後、リスティング広告などをクリックしてサイトに流入した訪問 |
Direct | URLを直接入力したり、ブックマークからサイトに流入した訪問 |
Referral | 他のサイトのリンクをクリックしてサイトに流入した訪問 |
Social | FacebookやTwitterなどのSNSからサイトに流入にした訪問 |
Display | バナー広告をクリックしてサイトに流入した訪問 |
Other | その他 |
3) 「行動」メニュー
「集客」メニューがユーザーのサイト訪問前の行動を確認するために役立つのに対して、「行動」メニューではユーザーのサイト内での行動データをチェックできます。
まずは「サイトコンテンツ」>「すべてのページ」を見てみましょう。
サイト内のすべてのページのPV数やセッション数などを確認することができます。
次に「サイトコンテンツ」>「ランディングページ」をクリックしてみましょう。
サイト内のすべてのページのPV数やセッション数などを確認することができます。
次に「サイトコンテンツ」>「ランディングページ」をクリックしてみましょう。
アクセス解析やサイト改善はこのコンバージョンを増やすための手段です。常にチェックしておきましょう。