起業家マインドセット

マインドセット

①やり方より在り方

人は、よくやり方に悩みます。やり方に拘ります。そうするとやり方に囚われ踊らされてしまい、本当に得たいものが得られません。重要なのは在り方なのです。

どうやってやるか?ではなく、先ずはなぜやるか?何のためにやるのか?を定めなければいけません。やり方はその後です。

自転車に例えると、在り方は前輪、やり方は後輪です。在り方とは方向性を定める基準で、こちらが前輪でなければ、どれだけやり方が上手くいっても、間違った方向に進んでしまいます。まさに『本末転倒』です。また在り方が定まってないと目隠しをして行動しているようなものです。これが悩みの根源です。

②原理原則を知る

幸せとは何か

世間一般で言われている幸せとは「自分が満たされている状態」のことを指すと思います。言い換えるなら「自分が望む通りのことをやれている状態」

皆さんは自分がどんな状態であれば幸せですか?

お金にも時間にも余裕があって、自分が欲しい物は何でも手に入って、いつでも自分の行きたいところに遊びに行くことができて、好きな人と一緒にいることができて…みたいな感じでしょうか?

起業家の中には、「自由」を目指して頑張って、資産を作り、「アーリーリタイア」を目指す人も少なくはありません。

果たして、そんな状態が本当に「幸せ」なのでしょうか?

というのも、どれだけお金を持っていても、どれだけ時間の自由があっても、不幸せそうな人生を送っている人はたくさんいるからです。

自分さえ良ければいいのか、

幸せというのは「自分が満たされている状態」ということには異論はあまり無いと思います。言い換えるなら「エネルギーに満ちている状態」のことです。

人はエネルギーに満ちていたら、本当に安心して、元気で、前向きで、自信があって、明るくて、意欲があって…というような状態になると思います。

多くの人は、この幸せという状態を「お金」によって実現しようとします。

  • お金持ちと結婚したら幸せになれる
  • 大企業に入れば将来安泰だ
  • 起業して、お金を稼げるようになれば、絶対に幸せになれる
    みたいな感じです。

お金はエネルギーの一種なので、もちろん、使うことによって、自分のエネルギーを上げることが出来ます。

例えば、お金を使って、自分が欲しいものを買ったり、美味しいものを食べに行ったり、旅行に出かけたりすると、幸せな気分になれるのはお金がエネルギーに変換されたからです。

でも、お金って不思議で「自分のため」だけに使い続けると、最終的にはエネルギー欠乏が起こり、不幸になります。

自分のために、ブランド品でも車でも家でも何でも好きなものを買って、美味しいものを食べまくって、旅行にも行きまくって、異性とも豪遊しまくって…

最初はとても楽しいでしょうが、その先に何が待っているのかを想像してみてください。

虚無感ではないでしょうか。全てにおいて飽きてきます。

だんだん無気力になり、「自分って何のために生きてるんだろう?」とか考え始めていきます。

真の豊かさとは

お金と時間があっても、なぜ、幸せを感じられないのでしょうか?

答えはシンプルで、自分と自分以外(ネットワーク)が分断された生き方をしているからです。

どんな人でも絶対に逆らえない人間の原理原則があります。

それが「人はネットワーク(関係性)の中でしか生きることができない」ということです。

白ご飯一杯食べるだけでも

農作地
農家
JA
配送業者
お米屋
料理人
直接的にはこれだけの人や物や自然が関わっています。

細かく見ていけば、間接的にはもっと多くの人やモノや自然が関わっています。

人はこうした無限のネットワークの中に生きていて、そこからエネルギーをもらって生きています。

これが、人の本来の在り方です。

どんな人でも絶対に一人で生きていくことはできないっていうのは、綺麗ごとでも何でもなくて、本当にそうだからです。

重要なのは、このシンプルな原理原則に従っていれば、人は幸せになれるし、従っていない時には不幸になるということです。

ブランド品でも車でも家でも何でも好きなものを買って、美味しいものを食べまくって、旅行にも行きまくって、異性とも豪遊しまくって…という生き方が、なぜ「虚無」を生むのかというと、そこには「自分」しかいないからです。

そこにあるのは「自分を満たせればいい」という思いだけです。

人は自分の周りにあるネットワークの存在を忘れるほど、周りのネットワークからエネルギーが入ってこなくなります。

そうすると、自然とエネルギーが切れていきます。

でも、逆にこのネットワークの中に自分を位置づけることができている人は、絶対的な「安らぎ」の中にいて、エネルギーに満ち溢れる生き方をすることができます。

この時に、どれだけお金を稼いでいるのかなんてものは、ほとんど関係ありません。

真の豊かさとは、お金の多い少ない、会社の規模の大小ではなく、自らの成長や仲間、信頼や信用、共感、良い影響を与える、といった「目に見えないもの」ではないでしょうか。

主体性を持つ

主体性のない人の特徴

人が自分の人生や、自分がすべきことに対して、自主性しか持っていなければ、行動によって起こる全ての悪い結果は常に「何かのせい」ということです。日本の学校教育で自主性ばかりを育ててしまったせいか、社会に出たときに指示がなければ動けないという人が多く見られます。

例えば主体性がない場合の行動は、以下のような特徴があります。

「受け身である」
「指示待ちである」
「常に空気を読んで周りの意見に合わせる」
「報告をして終わる」
「感想を言って終わる」
「環境を改善せずに文句を言っている」
「自分がどうしたらいいか決められない」
「自分の人生とは関係がないことにばかり関心がある(芸能人の不倫とか)」
「他人の話を聞こうとしない」
「自分の意見がない」
「物事を途中で投げ出す。いつの間にかフェードアウトしている」
「常に自信がなくネガティブである」
「報酬や労いがないと動かない」
「全体を把握する気がない」
「全体が見えないため失敗を極端に恐れる」

つまり、何かに対して反応しているだけということ。
「受け身」という言葉で表せられます。

主体性を持つには?

刺激に反応するのをやめる

多くの人は出来事が起きて、それに対して何かの反応をします。
何かが外部で起きて、そして自分の状況が決まると思っています。

例えば、雪が降った。
だから、自分のところに客がこないと嘆く。

例えば、遊びに誘われた。
だから、宿題ができなかった。

外部に何かが起きて、自分の状況、状態が決まると考えています。

この反応するだけの態度を止める事です。

「〇〇されている」という立場から「〇〇している」立場に変わる事です。

それには「反応を選ぶ」ということをします。

何かが起きたという出来事は変えられません。

税金が上がるかもしれないし、近くに大手が参入してくるかもしれないし、相手が怒るかもしれないし、何が起きるかは分かりませんし、それらを変えることは不可能です。

でも、自分の反応は選べます。

出来事に流されて感情的になったり、嘆いたり、一喜一憂するのではなく、最終責任を取る自分の立場として、どういう反応をするか?ということです。それが主体性の第一歩なのです。

他人事を自分事にするとビジネスになる

仕事を任されたり、人と関係するときに、他人事の意識から自分事の意識に変わることによって、主体的に物事を受け止めることができます。

それをさらに拡大すると、他人の問題を解決するという視点に切り替わります。
つまり、これがビジネスの誕生です。

社会で成功をしている人は、「他人の問題が自分の問題になっている人」なのです。

・刺激に反応するのをやめて反応を選ぶ
・関心の輪ではなく、影響の輪にフォーカスする
・自立を終え、相互依存先を増やす

と言った段階を経て、自ら「他人の問題が自分の問題になっている」という『流れを生み出す人』になり、他人に影響を与える存在になります。

そしてこのことを部下や周囲に伝えていけるのも自分です。

主体性のある人間ばかりに社会がなれば、どれだけ豊かで穏やかな世界になるでしょうか?

あなたの人生の主人公は、あなたです。

自分自身の人生に対して、自分が最も影響を与える存在だということは、揺るがない事実です。

好奇心を持つ

知識の有無

好奇心は何も知らないことや、よく知っていることには刺激されません。その中間くらい、すなわち「そこそこ知っていること」についての情報が最も人の好奇心を刺激するとされています。

驚きの大きさ

好奇心は全く驚きのない情報や、あまりにも驚きの大きな情報にも刺激されません。前者は簡単に無視でき、後者はあまりの事実に目をそらしたくなるからです。

本人の自信の有無

好奇心は自分に自信がなさすぎる場合も、ありすぎる場合も刺激されません。好奇心は現状から飛び出して新たな知識や体験をするための感情です。

そのため自信不足の人はその勇気が持てず、最初から好奇心を持とうとしないのです。対して自信過剰な人の場合、そもそも自分に新しいコト・モノが必要ないと考えるため、これも好奇心を持とうとしません。

知識・驚き・自信いずれの場合も適度に不足していることが好奇心のスイッチとなるのです。この3つの要素は自分の体験に照らして考えれば、実感できるのではないでしょうか。

とことん調べる

成長、そしてビジネスにつながる

調べる前に、自分が知らないことに気がつきます。あるコトを知らないということを知ります。これが調べるの始まりです。知らないコトを知る、学ぶ、活かすとことが成長です。

さらにどれ程深く調べるかによって、その活かし方は大きく変わってきます。

知ることで自分の生活に役に立つ程度か、知ることで誰かに教えて感謝される程度か、知ったことを商品やサービスにして誰かの困ったや悩みを解決することでビジネスにすることもできます。

どうやって調べる

ツールとしては、スマートフォンで十分です。最近では学会で発表された論文でもインターネット上で見ることもできます。その場合、英文がほとんどですが、これもインターネット上の翻訳機能で和訳できます。論文までは、と言う方もインターネット上の記事やYouTubeなどで探せば大抵のことは調べることができます。

中には、膵臓癌の早期発見方法をインターネットで検索しただけで発見した中学生もいます。興味がある方はこちら

この文明の利器の使い方次第で私たちの人生は大きく変わります。

いろんな角度から調べる

人の意見やインターネット上の記事には、見方によって捉え方に大きく違うこともあります。同じ山の頂上を目指しても、100人いれば100通りの登り方あるようにです。ですか、1人の意見や記事だけを見るのではく、いろんな角度から調べることポイントとなります。

自分で決断する

人は、大小様々な選択や決断をしながら生きています。大きなものであれば、仕事を辞めるであったり、車や家など大きな買い物をするといった決断。小さなものであれば、生き物を飼うか、今日はブログを書くか書かないか、とか、何時に寝るのかという選択。ビジネスにおいては、様々な選択や決断を自分で行わないと愚痴や不平不満が出てしまいます。

意識的に決断する

ビジネスで成功するためには、マインドセットが大切です。ビジネスや人生で成功をしたいのなら、意識的に決断することが重要です。多くの人は、無意識にただなんとなく、日々を過ごしています。多くの人は無意識に惰性で生きています。

ですが、無意識にただなんとなく過ごす日々に対して少し、意識的に決断することを取り入れれば、 結果として大きな成功がもたらされます。

そして決断には、様々なレベルのものがあります。その日の昼御飯のメニュー、将来の進路先、起業、新機械の導入、事業拡大など意思決定は様々です。決断にはこのように大小様々なものがありますが、たとえ小さなことであっても、日々の決断に対する向き合い方がここぞという時に、重要になってくることがあります。

決断とは、自分を成長させてくれるものであり、また人生を切り開くものであり、時には、ビジネスの成否を分けるものです。日頃、自分の意志で決断をして、即断即決のトレーニングをしておかないと人生のターニングポイントとなるような重要な決断を迫られるような機会で、残念な事になってしまいかねません。

自分で決断をすることによって、自分や周囲にその選択をしたことに対して責任を伴うこととなってきます。多くの人は、この責任がストレスになるため、できれば自分で決めずに人に決断してもらえるものなら、そうしてほしいと思って、自ら積極的に決断することは避けてしまいがちです。

他人まかせな態度はNG

決断に関し、最悪のものがあります。

  • 自分では決断しないという決断
  • 周囲に身をまかせるという決断
  • 何もしないという決断

決断に対するこのような態度は、自分の成長を遅らせてしまいます。人生やビジネスで成功するためには、このような他人任せな態度を取ることはNGです。しっかりとした決断力を身につけるよう、心がけなければいけません。

決断力をつけるためには、すでに述べたように意識して決断することが大切です。小さなことでも構いませんので、日々、意識して決断をして自信をつけていくことが有効です

日ごろからイエス、ノーをはっきりさせる

何らかの物事に対して決断を下す際には、下記のような態度で望むとよいです。

  • イエス・ノーをはっきりさせる
  • 好き嫌いをはっきりさせる
  • 即断即決を心がける
  • 信念を持つ

このようの態度で、日々、意識して決断をすることにより次第に決断力が養われてきます。意識して決断するようにして、決断力が身についてくると責任感が身につきますし、他人任せでなくなります。また、自分で決断した結果ですから、その決断によりもたらされた結果が良いものであれ悪いものであれ納得できます。

そして、たとえ悪い結果がもたらされたとしてもそれは、自らの責任で選んだものですので、意識の中に刻み込まれ、経験値として蓄積されるのです。その結果、リーダーシップも身につきますし、他人から見て魅力的な人間になることができます。

このように、日々の小さな決断に望むときの意識の持ち方や態度の積み重ねが繰り返されると、それはそうしなかった場合と圧倒的な差となって現れるのです。

他人事(ひとごと)だと思ってみる

自分がなにか選択する時や決断に迷った時、自分のことを他人に置き換えて、第3者の目線からアドバイスしてみるということです。

例えばこんな場面を例に考えてみましょう。

自分には30歳までに500万円貯金したいという目標があります。しかしある日、友人からパチンコに行かないかと誘われ、行くか行かないか、迷っています。

こういった選択の度に、第3者の目線からアドバイスをしてみるのです。もし30歳までに500万円貯金したいという目標がある友人がいて、その人がパチンコに誘われて行くかどうか迷っていたら…「30歳までに500万円貯めたいんだったら、そんなギャンブルなんて止めといた方が良い」と間違いなくアドバイスするでしょう。

このアドバイスは、すごくまっとうなものです。人は、他人事に関しては、すごく冷静で、客観的な考え方ができるのです。自分の経験の中から、今の自分における最高の答えを引き出してくることができるのです。これに関しては、ほとんど誰もができることだと思います。

次に行うことは、「他人事だと思ってした最高のアドバイスでもって、実際に行動すること」です。これが難しく、実際には中々できません。なぜなら、人は自分のことになると途端に欲に負けてしまう、不安や恐怖に負けてしまうからです。

パチンコには行ったことがない方でも・・・スマホのゲームによく時間を取られていないでしょうか?目標があって、それに向かってやるべきことがある友人がもしいたら、絶対に「スマホゲーなんかやってる暇ないんじゃないか?」と言うはずなんです。

それが友人にできる最高のアドバイスで、実際にそうすべきなんです。ところが自分事だと、今日は疲れているから・・・。あと10分だけ・・・。と、ダラけたい欲に負けてしまうものです。他人事だったらとても頭の良い、冷静な人が、自分事になると途端にだらしなくなってしまいます。これはもう、常に自分を他人目線で見て、その他人としての行動基準でもって行動していくしかありません。冷静で頭のいい人と怠けてします人とでは、どちらが目標を達成できて、満たされた人生を歩めるかは、誰の目からも明らかです。

計画を立てる

ゴールを明確にする

計画を立てる時に先ず決める事はゴールです。どんなゴールを目指すのかが重要です。起業家もスポーツ選手も同じです。

例えばマラソン大会でゴールが曖昧だったらペース配分も定まりません。ですから必ず初めに決めるのはゴールです。どんなゴールを迎えるためにどのように進めていくのかを計画する必要があります。

数字にすることで、達成できたか、あとどれくらいで達成できるかがすぐに判断できます

いい大学に行く⇒東大に合格する
年収を上げる⇒3年後に年収を1000万円にする
就活のためにTOEICのスコアを上げる⇒来年2月にTOEICのスコアを730点以上にする

このように具体的にしましょう。

今とゴールのギャップ

いまとゴールのギャップを明確にすることが、2つ目のポイントです。

計画を立てるとき、

ゴールから考えがちですが
ゴールといまの両方から考えるのが大切です。

 

僕とあなたが同じ目標を目指す時に、同じことをやったほうがいいかはわかりませんよね。
僕が苦手なものをあなたが得意かもしれません。

 

人には得意不得意が必ずあるので、自分にあった計画を立てる事が重要です。

だからこそいまとゴールの両方から考えましょう。

 

ゴールまでにいま足りていないものを書き出しましょう。

紙とペンを出して、とにかく書きなぐってください。
もう出てこないなと思ったら、

 

そこから5個ひねり出してください。

 

ここまでやれば足りないものがだいぶ見えて来ます。

しかしそれだけではダメです。

情報収集

必ず情報収集をしてください。

情報収集が3つ目のポイントです。

 

同じゴールを目指してきた人はいままでにいっぱいいるはずです。

その人たちはどこで失敗したか、どこがポイントなのかを知っています。

 

そういう情報を知ることで、ゴールまでより速く行くことができます。

やり方は簡単です。

 

上手くいった人と失敗した人の情報をどちらも3つほど集めてください。

東大に受かりたいなら
「東大 合格 勉強」 「東大 受かった理由」
などで検索をかけたり、大学が出している合格体験記を読んだりしてみてください。

いまの時代、ほとんどの情報を手に入れることができます。

ここをサボるということは、自分より先に経験している人の情報を捨てるということです。
これほど勿体無いことはありません。

上手くいった人と失敗した人の情報を集めることができたら、それぞれの共通点を見つけてください。

 

夏休みに10時間以上毎日勉強している
過去問を夏休みから取り組んでいる
とかが出て来ると思います。

 

もちろん失敗している人にも共通の原因はあります。

 

過去問をやるのが12月からだったとか
単語の勉強を疎かにしている
などのことが出て来ると思います。

 

次に、それぞれの違いを見てみます。
そうすると、過去問はこのタイミングでやった方がいいなとかが分かると思います。

 

もちろん、一番いいのは直接会って質問させていただくことです。
自分は就活の際に、気になる業界かあれば、直接連絡して話を伺っていました。

 

やはりその人から直接話を聞くと、細かいところがよくわかります。

いまの時代、会う手段はいっぱいあるので、是非試して欲しいです。

全体像を描く

ここまで来れば、あともう少しです。

計画を立てる4つ目のポイントが、全体像を描く事です。

 

目標が明確になり、
現状と目標とのギャップを知り、
上手くいくためのポイントと失敗するポイントを抑えることができています。

 

これらを参考にして、全体像を描きます。

 

目標を達成するまでの期間を4つのパートに分けて、それぞれのタイミングで何をやればいいのかを決めます。

この時に集めた情報がとても役に立つと思います。

それぞれのパートの期間はバラバラで構いません。

 

次にそれぞれのパートの目標を決めます。
もちろん、具体的に決めることが大切です。

 

ここで全体像を決めることで、
煮詰まった時に役に立ちます。

 

「いまここで基本的なことをやるのは、次に応用的なことをできるようにするためだ」、と自分で納得できていれば頑張れます。

ゴールが見えない状態では、頑張り続けるのは難しいです。

だからこそ全体像を描きましょう。

やることを細かくする

ここまできたらあと一歩です。

4つに分けたパートの一番最初のパートでやることを細かく決めます。

これが5つ目のポイントです。

 

他のパートについてはこの時は気にしなくていいです。

いまやることを決めましょう。

 

最初のパートの目標を達成するために必要なことを考えましょう。

これまでにギャップを書き出し、情報を集めているのでそれを参考にしましょう。

 

とにかく考えずにできるだけ細かくすることです。

 

単語を覚えるではなくて
どの参考書のどこからどこまでの単語の何を覚えるのか

ここまで細かくきめましょう

 

ここまで一度決めることで、迷うことなく進むことができます。
行動力が低い人は、行動する時にいろいろなことを考えすぎな人です。

そうならないためにも、一度細かく決めちゃうことです。

 

必ずいつやるかも決めましょう。
これを決めることで、やるべきことに優先順位をつけることもできます。

 

そしてカレンダーに入れましょう。
これはここでやると決めてしまうことですかね

 

自分の時間を確保するというのは思ってるより難しいです。

行動する

なぜ行動すると成功するか?

私は、現在ビジネスで成功している人の行動や言動を徹底的に分析したんですよ。

 

例えば飲み会などで、自分にとって「未知の情報」が話題に上がったとしますよね。この時に成功してる人は、『どうやってそれを知ったんですか?』『詳しく書いてるサイトはありますか?』『オススメの本はありますか?』と、即スマホで調べだしたり、メモしたり、購入したり・・・と、食いつきが半端じゃないんです。

 

一方成功していない人は、『へー面白そう』『そうなんですね』『うわー勉強になりそう』と、適当に相槌を打って終わってます。もうここで明確に「すぐ行動する人」と「行動しない人」に分かれましたよね。

 

じゃあなぜ、「すぐ行動する人」は成功して「行動しない人」は成功しないのか?という話になるんですが、成功は2つの条件を満たした時に得られるものだからです。

 

それが、「知識」「実践」なんですよ。

知識を得て実践する

さっきの例を挙げると、『どうやってそれを知ったんですか?』『詳しく書いてるサイトはありますか?』『オススメの本はありますか?』と、即行動できる人は「知識」を得てますよね。

 

じゃあこの後に「実践」が必要なんですが、さっきの食いつきからして、家に帰ったら即実践するのは目に見えてませんか。というより、その場で調べだしたり、購入したりする人がいるんですよ?完全なフライングです。もう知識を得ると同時に行動に移しちゃってると言っても良いですよね。

 

じゃあ、もう一つ例を挙げておきますか。

 

例えば私は筋トレをしてるので、『tttさん鍛えてるんですか!?何から始めればいいですか!?』と聞かれることがあるんです。なので『こういうことをやって、食事はこういうのが良いですよ』と教えます。

 

そしたら、『今ここで筋トレのやり方を教えてください!』という人もいるんです。またもや完全なフライングです。ダンベルもバーベルもないから、とりあえず腕立て伏せを教えるわけです。そしたら真剣にやってますからね。周りから『何やってんの・・・?』みたいな目で見られてもお構いなし。もう行動力が半端じゃないんです。

 

こんな状態なんで次に会った時は、実践後に色々自分でも調べて、その先のことを聞かれるんですよね。これを繰り返すとこの人の体はどうなりますか?もう言うまでもないですよね。

 

つまり、「知識」を得て「実践」すれば、成功しない理由が無いんですよ。

 

『やってるのに成功しない・・・・』なんて言ってる人は、「知識」が足りない、もしくは「実践」が出来ていない(甘い)のどちらかですね。ちなみに、この2つの条件を満たして1度成功すると、何度やっても成功します。

 

当たり前ですよね。もう成功の仕方は知ってるんですから。

行動しない人の心理

ここまで理論的に説明しても『変わりたいと思ってるけど、行動できないよ・・・』なんて人もいるんですよ。

 

まず、行動しない人がなぜ行動を起こさないのか?という話なんですが、答えは簡単で“変わりたくないだけ”なんです。少し行動を起こしても結局元に戻ってしまう・・・なんて人は、行動を起こさないことが最高に心地良いからなんですよ。

 

『そんな馬鹿な!』と思うかもしれないですが、良い例を一つ紹介します。

 

ダイエットをしてる人がいます。で、その人は『痩せたらつい食べちゃうんですよね・・・』と言ってるそうです。

 

でも不思議なことに『太っているのは嫌だ!』と言ってるんですよ。じゃあ痩せた後に食べまくるのをやめたら?って話なんですが出来ないみたいです。

 

なんでこんなことになるのか?って言うと、恒常性維持機能(ホメオスタシス)の関係ですね。

簡単に言うと「太ってる状態が標準になっちゃってる」ってことです。

 

つまり、太っている期間が長くなりすぎると、太っていることが当たり前になるんですよ。そして、行動を起こさない期間が長すぎると、行動を起こしたくても起こせなくなるんです。

 

じゃあどうすれば良いのか?という話になるんですが、毎日無意識にやってる習慣を変えることですね。

行動できる人になる方法

これ、別に難しいことじゃなくて、簡単なことから始めるだけで良いんですよ。

 

  • 1本早い電車で通勤するようにする
  • いつも立ち寄るコンビニを変える
  • あえて遠回りして帰る
  • 1時間早く寝て、1時間早く起きる
  • 付き合う人を変える

 

こんな感じですね。

 

こうやって無意識で何となく行動してる部分を、意図的に破壊していくんです。そうすりゃいつもと違った景色が見えますから。当たり前ですが、現状を変えないと成功はありませんよ。アナタが今成功しているのなら別ですけどね。

 

ちなみに、一番最短で成功をつかみたいなら自己投資です。いつもと違った本を読んでみるのでも良いですし、セミナーに参加するなんてのも良いですね。

 

例えば「アフィリエイトで早く成功したい」って場合は、教材を購入したりコンサルティングを受けるのがオススメですね。教材は成功者の歩いた道をなぞることが出来るので、「知識」をいきなり得ることが出来るわけです。あとは「実践」ですね。

 

コンサルティングは、それにプラスして「実践」の細かい修正やアドバイス、それと成功者のマインドを頭に入れることが出来るという利点があるんですよ。だからコンサルティングを受けると成功が早いってことです。

 

最近の彼女は、私のコンサルを受ける前に作っていたサイトを見て、『恥ずかしいので削除して良いですか・・・』と言えるようになりました。これどういう意味かわかりますか?

 

行動を起こすことで成長し、昔の未熟さに気付けたってことなんですよ。

 

アナタは1ヶ月前の自分と比べて、今の自分が少しでも成長しているという実感がありますか?もし無いのなら1歩も前に進めていないということですよ。

責任を持つ

失敗する人は「他人」のせいにする

失敗する人は物事が上手くいかない理由を他人や自分以外のせいにしがちなマインドセットを持っています。例えば、セミナーを受講して学んだことをやってみてもうまくいかなかったとき、失敗する人は以下の理由をよく上げます。

  • 講師の教え方が悪いせいだ
  • 言われた通りにやってるのに上手くいかない
  • セミナーの時はこんなことが起こるなんて説明してくれなかった

全てが自分以外に原因があると感じるためにこうした発言が出るのです。つまり、「うまくいかなかったのは自分のせいじゃない」という本音がそこにはあります。しかし、この考えでは起きてしまった物事を改善していくことは出来ません。「自分のせいじゃないから、もう知らない」と自分の中で物事が終わってしまうのです。

同じ失敗を繰り返してしまうのは、このような考えが根底にあるケースが多いのです。自分は悪くないので、問題や物事に向き合いません。向き合わないというのは、問題が起きても自分で解決しようとせずに投げ出すことです。もし、投げ出してばかりいると解決することをしないので、同じ状況になっても解消できず間違いを繰り返すという悪循環になってしまうのです。

成功する人は「自分」のせいにする

成功する人は上手くいかないことがあれば、自分に非がなかったのかを考えます。

例えば、コーチ・コンサルをしたクライアントが満足いく結果を出せなかったとき以下のことを考えます。

  • 自分の伝え方に問題はなかったか
  • 相手に誤解をまねく表現はなかったか
  • クライアントに合ったコンサルティングをしていたか
  • クライアントの本音を引き出すコーチングが出来ていたか
  • 自分はクライアントに共感できていたか
  • 自分の意見を一方的に伝えていなかったか

自分が悪かった点は直すことが出来ます。次からは自分が悪かった点に敏感になり、繰り返すことが少なくなるのです。少しずつ改善していくことで物事がよりスムーズに進むようになります。それが自身の成長に繋がっていくのです。

自分に責任を持つことで、物事が「自分ごと」になります。他人ごとではないため、真剣に相手のことや相手の抱える問題を考えるようになるのです。真剣に考えることで頭の中に経験として残ります。その経験から次はどうしたら良いのか、何をすればよいのかが分かるようになっていくのです。

例えば、クライアントの成果が3か月たっても見えなかったとき、「クライアントの努力が足りないせいだ」と片付けてしまうは、「他人ごと」の考えです。そうではなく、「クライアントに成果が表れないのは自分の責任だ」と思うことで、「どうしたらクライアントが成果を出せるか」を考えるようになります。すると、クライアントがうまくいっていない原因や、今後のクライアントへのコーチ・コンサルのやり方などを真剣に考えるようになるのです。

成功する人は、例え本当に自分のせいではなかったとしても、起きた物事に「100%責任を持つ」マインドセットの人なのです。